千葉県の北西部に位置する、関東最大級のベッドタウン・柏市。某不動産会社が実施している「住んでみたい街ランキング」の千葉県部門で2年連続1位を獲得するなど、“住みやすい街”としての安定した人気を誇るエリアです。その一番の理由を「東京へのアクセスや買い物などの利便性が非常に高いこと」と分析してくれたのは、今回のナビゲーターである、マイホーム柏の代表取締役・中山浩一さん。JR常磐線で上野まで約30分で行けるほか、秋葉原~つくば間を結ぶつくばエクスプレスも通っている柏市には、他にもたくさんの長所がありました!
【柏駅周辺】
駅周辺にはビックカメラをはじめとし、飲食店など多くの店が立ち並んでおり利便性が高い立地になっています。街の規模と利便性の高さの割に、家賃が安いことも人気の理由のひとつです。例えば、単身者におすすめの「駅から徒歩10分圏内・築10年以内・25㎡」の1Kマンションなら55,000~70,0000円が相場とのことです。
【ららぽーと柏の葉】
柏の葉キャンパス駅前にあるショッピングセンター『ららぽーと柏の葉』。スーパーマーケットやドラッグストアなど生活に必要なものはすべて揃うほか、シネコンやクライミングウオールといったアミューズメント施設も充実。「屋上には庭園のほか、農園まであります。家族で一日中遊べるのがここの魅力。
【柏の葉公園】
スポーツ好きな人におすすめの公園が『柏の葉公園』。とても広い公園で、体育館や総合競技場、テニスコート、野球場など、さまざまなスポーツ施設が整備されています。園内には、他にも野外ステージやバーベキュー場、野鳥観察所などが。また、週末になると、第1駐車場サービスヤード内でフリーマーケットも(不定期開催)。
【布施弁天(紅龍山東海寺)】
かつて利根川往来の渡し船の河岸場で、街の中心だった場所にある弁天さん。関東三大弁天のひとつ『布施弁天(紅龍山東海寺)』。1200年の歴史を持ち、本堂・楼門・鐘楼は千葉県重要文化財に指定されています。中でも本堂は、三方破風造り総朱塗りの華麗なもので、一見の価値あり。
【アートラインかしわ】
柏の中心街を舞台に、毎年秋に開催されるアートの祭典『アートラインかしわ』。「ジャズの生演奏をバックに、30人のアーティストが30号のキャンバスに絵を描く『ライブペインティング30vs30』をはじめ、楽しみどころ満載です」。画像提供:JOBANアートラインかしわ実行委員会(公式サイト:http://www.kashiwa-art.com)
【あけぼの山農業公園】
オランダ風車がシンボルの『あけぼの山農業公園』は、「チューリップをはじめ、アジサイやコスモスなど、四季折々の美しさが体感できる花の里です」。20ポイントの関門をクリアしていく傾斜地の林間コースになった「冒険の森アスレチック」もあり、子どもが大喜びすること間違いなし!しかも、無料なのがうれしい。
【手賀沼】
柏市、我孫子市、印西市、白井市にまたがるこの湖沼は、岸に平行して全長31kmのサイクリングロードと遊歩道を整備。毎年10月最終日曜日には、手賀沼エコマラソンも開催されています。近くにはスパリゾートもあり、県外からも多くの方で賑わっています。
【KASHIWANOHA T-SITE】
ブック&カフェをコンセプトとする蔦屋書店を中心とした「生活提案」をお客様に届ける店舗が集合した施設です。文具や書籍に関しては圧倒的な在庫量と種類が揃っている為、多くの方が遠方よりご利用されています。子供たちの「学び」を支える「T-KIDSシェアスクール」の導入店舗で、「最先端」の学びを体験できる場所になっています。
前述した通り、柏に住む大きな動機のひとつが、「買い物をするのに便利であること」です。駅を中心に半径200〜300m以内に、ひと通りのものが揃うのが最大のメリット。東口には、そごう、丸井、ビックカメラ、ドンキホーテ、イトーヨーカドーが、西口には高島屋があります。そのうえ、これらの商業施設だけでなく、例えば、ハウディモール(柏駅前通り商店街)や柏二番街といった商店街も賑わっており、いずれの商店街も土日になるとよくイベントが開催されています。
駅近辺だけでも、代々木ゼミナール、駿台予備校、四谷大塚などの大手学習塾・予備校が充実。オリンピック選手を輩出するハクヨウスイマーズをはじめとするスイミングスクールも数多くあり、我が子の文武両道をめざす親には心強い街です。また、東京大学や千葉大学、麗澤大学など大学のキャンパスが多いのも柏市の特徴。直接の子育てとは関係ないかもしれませんが、そういった高度な教育環境の場が身近にたくさんあることは、子どもが成長するうえで良い刺激となるかもしれませんね。